レントゲン検査は、放射線を利用した検査です。
多量の放射線を受けると、ガンになると言うことを聞いたことがあると思います。
そこで、放射線の被曝量について、簡単に説明させていただきます。
*我々が日常生活で浴びる被曝量は?
放射線は自然界にも存在し、我々は宇宙や大地また空気中から年間約2.4mSv(ミリシーベルト)程度、被曝しています。
*歯科医院におけるレントゲン検査による被曝量は?
個々の歯の検査で使うデンタルレントゲンでは、0.02mSV
お口の中全体を検査するオルソパントモグラフでは、0.04mSv
もちろん照射部位以外に被曝することはありません。
当院では、通常より少ない線量(5分の1?10分の1)で撮影が可能なデジタルレントゲン装置を設置しておりますので、さらに安心です。
*妊婦の胎児に対する影響は?
腹部に一度に100mSv以上で影響がでる可能性があると言われています。
歯科用レントゲンは、その数万分の1の線量なので、問題ないと考えてもいいでしょう。
*人が白血病やガンになると言われている被曝量は?
一度に1000mSv以上と言われています。
歯科用レントゲンで、この数値に達することは不可能だと言えます。
以上より、レントゲン検査で被曝する量は、心配しなくてもいい程度だと言えます。
レントゲン検査について、不安や心配がある方は、お気軽にご相談ください。